国際線北側コンコース延伸エリアの全面供用開始について(2023年12月1日~)

去る10月から一部先行して供用開始していた福岡空港国際線ターミナルビルの北側コンコース延伸エリアについて、2023121日(金)に全面供用開始いたします。

搭乗スポットについて

これまで国際線北側の10スポット(駐機場)を利用する場合は、バス移動にて航空機まで移動し、タラップを利用して搭乗/降機いただいていました。

この度コンコースを延伸し、このうち6スポットに旅客搭乗橋(パッセンジャーボーティングブリッジ、PBB)を新設することにより、国際線地区にある16スポットのうち12スポットで、天候に左右されず搭乗待合室から機内へスムーズにご移動いただけるようになります。(降機時も同様)

搭乗待合室エリアについて

3階の搭乗待合室エリアは、ご搭乗直前まで日本らしさを感じてくつろいでいただけるよう、日本家屋の縁側をイメージして木調の天井にするほか、四季をイメージした植栽のある坪庭エリアを設けます。

坪庭エリアには福岡県産ヒノキを用いたテーブル、博多織をあしらったイス、大川組子の行燈を設えたロビーチェアなど伝統工芸品を取り入れて、福岡らしさも演出します。

商業施設について

当エリアには、旅を快適にするトラベルグッズも取り扱うドラッグストア「KOKUMIN」、九州の新鮮な食材を使った料理・つまみと厳選した地酒や焼酎を、滑走路を眺めながら楽しめるダイニングバー「KRAZY MEAT by ODA CHIKUSAN」が、同日オープンします。

また、20242月には、高品質なオーガニック抹茶を楽しめるカフェ「THE MATCHA TOKYO」が九州初出店予定です。

当社では、福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事について、2025 3 月の供用開始に向けて着実に工事を推進しております。

今後も、多くのお客さまを心地よい空間でお迎えできる空港づくりを行ってまいります。

■国際線旅客ターミナルビル 北側コンコース延伸部分 概要