1999年に供用開始した国際線ターミナルは、当時は約250万人だった旅客数も2018年度には690万人に達し、出到着機能や店舗サービス等の不足、施設の狭隘化が課題となっていました。

福岡国際空港株式会社（FIAC）は、マスタープランで「国際線年間旅客数1,600万人」を掲げており、たくさんのお客さまをお迎えできる環境を整備するために、5月に増改築工事に着手いたしました。

福岡・九州・西日本の玄関口として、多くのお客さまを心地よい空間でお迎えすることを目指し、ターミナルビルを現在の約2倍の面積とし、空港ターミナル容量を拡大するとともに、利便性の向上と魅力ある施設づくりを実現するため空港サービスの質の向上に向けた3F：Free「楽に」・Fast「早く」・Fun「楽しく」の改善を実施いたします。

これまでご不便をおかけしていたオープンスポット（小型機６スポット）に、PBB（旅客搭乗橋）を備えたコンコースを延伸することにより、スムーズな乗降と時間の短縮を実現します

保安検査場を移設し検査機器を、到着手荷物受取所を拡大し到着手荷物受取コンベアを増設し、出発・到着の機能を強化します

出国検査場を抜けた先にはウォークスルー型の免税店やフードコートを展開し、買い物や食事を楽しめるエリアを充実します

カーボンニュートラルに向けた取り組みも行います

出発ロビーを拡張し、自動手荷物預け機を導入

保安検査機器や到着手荷物受取所コンベアを増設

出国検査場通過後エリアに、品揃え豊かな免税店を展開

出国検査場通過後のにぎわいの演出と移動動線の中で買い物を楽しめるようにウォークスルー型を導入

免税店エリアに隣接してフードコートを新設

到着ロビーを増床し、二次交通への乗り継ぎを快適に

国内線ターミナル（地下鉄）と国際線ターミナル間の移動時間を短縮

既存平面駐車場を立体化し、駐車容量を拡大

スムーズな駐車ができるように、駐車枠の満空表示や予約システムを導入